- あらすじ
冥府の剣王オウケン VS ボッジ
最強となったボッジは、オウケンの剣を全てかわし、幾度となく自身の剣をたたき込むが…。
また、本作では黒幕であるミランジョの過去と正体が暴かれている。
描き下ろしには、オウケンが不死になった経緯が描かれている。
- おすすめポイント
・ついに不死身のオウケンとの対決が始まりましたね。今後の展開がとても気になる終わり方!ミランジョに少し同情してしまった。ギャクザは日本に馴染み深い某国に似てると思ってしまった。
鏡=ミランジョとボッス王の過去が開かされる9巻。
確かにミランジョの過去は悲惨で悲しいものだったかもしれない。しかし、だからといって人を不幸にしていい理由にはならないと、口に出すのは簡単だけど、不幸を経験したことのない人間にそんなセリフを言う資格があるのか?と自問してしまう。
そして、そんな過去のために人間らしい心を忘れたかのようなミランジョにも人間らしい心が戻りつつある。
それはボッジの戦いぶりのせいなのか、心の隅に追いやった弱い心にダイダが寄り添ったためなのか。本当に嫌いなキャラクターが一人も出てこない。
ミランジョやオウケンの過去がわかる巻 オウケンめっちゃ強いな勝てるかな、ミランジョの過去が辛い オウケンにデスパー最後刺されてたけどどうなるかな続き楽しみです。
- おすすめしたい他作品
・火の鳥
<完結済>「その生き血を飲めば永遠の命を得ることができると言われている……」。「永遠の命」をテーマに、手塚治虫が生涯にわたって描き続けたライフワーク作品「火の鳥」。
様々な表現にチャレンジしている部分もあり、ストーリーでも演出面でも非常にクオリティが高い。手塚治虫の代表作の名に恥じない完成度。
生に執着する人間たちの様子が描かれており、 人間社会の風刺や史実を活かした造りが面白い作品。
・とつくにの少女
新たな人外×少女の物語、始まるーー。分かたれる世界でも、繋がり合う心。 昔々、遠く遥けき地に二つの国ありてーー。
触れると呪われるという異形の者棲まう『外』と、人間が住まう『内』で分かたれた世界。本来であれば、交わらぬはずのふたりが出会った時、小さな物語が密やかに動き出す。これは朝と夜ーーその深い断絶の宵に佇む、ふたりの御伽話……。
絵本感覚の漫画です。中世のヨーロッパのような雰囲気で、静かな展開と人外もの、ファンタジーとミステリーが合わさった今までにない感じのストーリーです。
少女がすごく可愛い。せんせと少女のこれからの展開に目が離せません。