- あらすじ
青森から京都にやってきて、舞妓さんを目指したものの、挫折し屋形(置屋)のまかないさんとして働くことになったキヨ。
一方、一緒に上京してきた同級生・すーちゃんは、師匠から“100年に1度の逸材”と評され、華々しく舞妓「百はな」としてデビューを果たしました。
故郷での心休まるお正月を経て、京都で本格的に舞妓として活躍をしはじめたすーちゃん。彼女と対照的に、青森にいるときと何ら変わらず、おいしいお料理を作り続けるキヨ。
マイペースなキヨのつくるごはんは、今日も頑張り屋さんのすーちゃんをそっと癒してくれるのです。
華やかな花街の舞台裏、普通の日のごはんを通して、温かな人間模様が描かれるお台所物語。
- おすすめポイント
・ほっこり楽しくおもしろい癒やし漫画。「うちのこと考えて 選んでくれはったんやなーって思うたら うれしゅうて。おおきに。」"節分"の時に結う髷の描き分けにも注目!!
すごく暖かくて心がギュッとする。
おかあさんもすーちゃんも気張っちゃう人だから、キヨちゃんといるとふっと軽くなれるのかなと勝手に想像したり。
京都以外の出身者が集まると、食文化の違いがよくわかる巻だった。
節分の豆まきの豆は大豆だと思っていたので、落花生をまく地域もあるのは初めて知った。
すーちゃんの初めての「ごはんたべ」は高級だと何食べたかわからない気持ちわかるなぁ。ご馳走は有り難いけど、普段のご飯がおいしく感じる。
キヨのチョコブラウニーのはしっこが食べたい。
一筆箋のご挨拶回り、いいなぁ。そもそも、一筆書くことが中々ないからなぁ…。
- おすすめしたい他作品
・衛宮さんちの今日のごはん
・甘々と稲妻
<完結済>育児と料理のハイブリッド漫画。読んでいると、料理がしたくなる作品。
パパの事が大好きで、パパもつむぎちゃんのことが大好きで、男で一つで育てる苦悩に追い込まれたパパが利害の一致でたどり着いた結論にはある種、納得です。
あらすじ
半年前に妻を亡くした高校教師犬塚公平は、男手ひとつで幼稚園に通っている幼い娘つむぎを育てていたが、料理がほとんどできないため、コンビニ弁当での食事や外食ばかりの日々を送っていた。
ある日、つむぎと出かけたお花見で、母にドタキャンされ泣きながらお弁当を食べていた女子高生・飯田小鳥と出会う。彼女との出会いを経て、つむぎにまともな食事を食べさせてやりたいという想いに駆られた公平は、小鳥の母が経営する料理屋「恵」を訪ねる。そこで、小鳥と一緒に炊いた土鍋のご飯をきっかけとして、3人で定期的に料理をするようになり、料理の楽しみに目覚めていく。