- あらすじ
京都のど真ん中、花街にある屋形でまかないさんとして暮らす少女キヨを主人公に、華やかな花街の舞台裏、普通の日のごはんを通して、温かな人間模様が描かれるお台所物語。
京都で頑張る舞妓さん達も、年末年始はそれぞれの故郷へ帰省します。
キヨちゃん、すーちゃんも故郷・青森へ。そして、同じ京都の洋食屋さんで修行を始めた幼なじみの健太は…?思いがけない偶然が重なる帰郷の旅路。
故郷でのそれぞれの家族との再会。温かくてどこか切ない、かけがえのない時間が過ぎていく里帰りです。
- おすすめポイント
・3人で青森帰省の巻。そんなに重い暗い話じゃなくてよかった。すみれちゃんの深い深い愛がせつない。キヨちゃんはあんなに雪深い青森でも短パン!なんて丈夫な子なんだ!
全編里帰り。
本当は別々に帰るはずだったのにつる駒さんのおかげ?で早く帰れて、すみれとキヨが一緒に帰れることになり、更に新幹線の中の偶然で健太も一緒に帰ることになる。
3人にとっては楽しいだけではない面もあった帰省だった。健太の親戚の心ないお説教とか、すみれとお母さんの微妙な空気とか。
ちなみに、健太の家の親戚の無自覚な言葉にイラついたがお姉ちゃんの七味山盛りで溜飲が下がった。
また、初詣で会った同級生にかっこいいと思われる3人が誇らしく思えた。
そして、3人の三角関係(キヨちゃんはあまり思ってないのか?)がいつにも増して切なく、甘酸っぱい。
でも何だかんだ、みんなが「仕事」から解放され、歳相応に過ごす年末年始にホッとする。
- おすすめしたい他作品
・衛宮さんちの今日のごはん
・甘々と稲妻
<完結済>育児と料理のハイブリッド漫画。読んでいると、料理がしたくなる作品。
パパの事が大好きで、パパもつむぎちゃんのことが大好きで、男で一つで育てる苦悩に追い込まれたパパが利害の一致でたどり着いた結論にはある種、納得です。
あらすじ
半年前に妻を亡くした高校教師犬塚公平は、男手ひとつで幼稚園に通っている幼い娘つむぎを育てていたが、料理がほとんどできないため、コンビニ弁当での食事や外食ばかりの日々を送っていた。
ある日、つむぎと出かけたお花見で、母にドタキャンされ泣きながらお弁当を食べていた女子高生・飯田小鳥と出会う。彼女との出会いを経て、つむぎにまともな食事を食べさせてやりたいという想いに駆られた公平は、小鳥の母が経営する料理屋「恵」を訪ねる。そこで、小鳥と一緒に炊いた土鍋のご飯をきっかけとして、3人で定期的に料理をするようになり、料理の楽しみに目覚めていく。