- あらすじ
京都に来て一年が経ちました。
ここは京都のど真ん中にある花街。舞妓さんたちが共同生活を営んでいるのは「屋形」と呼ばれるおうちです。青森からやってきたキヨは舞妓さんを目指していたけれど、今は屋形のまかないさん。舞妓さんたちの毎日の食事を作っています。
一方、キヨの幼なじみのすみれ(すーちゃん)は、仕込みさんという下積み期間を経て、晴れて舞妓さんになりました。師匠にも期待をかけられ、お稽古にお座敷にと毎日を忙しく過ごしています。
キヨたちが京都に来て1年が経ちました。
新人の仕込みさんも加わり、屋形はいっそう賑やかに。
そして、舞妓さんたちが一年で最も忙しい「をどり」のシーズンが幕を開けようとしています…。
- おすすめポイント
・思い出の味でなく、思い出したい味。巻数重ねて、みんながそれぞれに成長しているのが良いです。出てくる食べ物も全部美味しそうでいい!6巻から登場した理子のメガネさん姉さんとの掛け合いもいい感じ!
舞妓さん芸妓さんって、夜のお座敷だけじゃなく、桜の季節はお花見の宴会にも呼ばれるのは初めて知った。
串に刺さったソーセージを甘い衣をつけて揚げ、ケチャップをかけて食べる屋台のあれ、名前が出てこないところのやりとりは笑った。あれも地域によって呼び方が違うのか。
屋形のお母さんがすーちゃんを褒めると、キヨは自分のことのように嬉しそうで、だからすーちゃんの考えてることがわかるのかも。
料理は作ればいいってわけじゃなく、相手を思って作るとおいしくなるのがよくわかる巻だった。
すーちゃんとキヨちゃん。メガネさん姉さんと理子ちゃん。この関係性が好き。
すーちゃんとキヨちゃんの、近すぎる訳では無いけどお互いに理解し合ってる感じが心地いい。
- おすすめしたい他作品
・衛宮さんちの今日のごはん
・甘々と稲妻
<完結済>育児と料理のハイブリッド漫画。読んでいると、料理がしたくなる作品。
パパの事が大好きで、パパもつむぎちゃんのことが大好きで、男で一つで育てる苦悩に追い込まれたパパが利害の一致でたどり着いた結論にはある種、納得です。
あらすじ
半年前に妻を亡くした高校教師犬塚公平は、男手ひとつで幼稚園に通っている幼い娘つむぎを育てていたが、料理がほとんどできないため、コンビニ弁当での食事や外食ばかりの日々を送っていた。
ある日、つむぎと出かけたお花見で、母にドタキャンされ泣きながらお弁当を食べていた女子高生・飯田小鳥と出会う。彼女との出会いを経て、つむぎにまともな食事を食べさせてやりたいという想いに駆られた公平は、小鳥の母が経営する料理屋「恵」を訪ねる。そこで、小鳥と一緒に炊いた土鍋のご飯をきっかけとして、3人で定期的に料理をするようになり、料理の楽しみに目覚めていく。