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地獄楽 5巻 あらすじとオススメしたい他作品

著者:賀来 ゆうじ
  • あらすじ

任務遂行の途中で画眉丸と逸れた佐切と死罪人・杠の一行は、不老不死の仙薬を求め天仙の巣窟である蓬莱に辿り着いたーー。

そこで待ち受けるのは天仙の一人・ムーダン。

不思議な力・タオを使い熟す不死者を相手に佐切たちはどう立ち向かうのかーー!? 

生死を悟る忍法浪漫活劇、第五巻ーー!!

  • おすすめポイント

・優しい奴らほど死んでいくのがなによりキツいし、背負って生き続ける奴らがなによりも強く見える。士遠先生と仙汰がただひたすらかっこいい!
蓬莱へ続く門での天仙ムーダンとの激戦!バトルとしてもドラマとしても最高に盛り上がった。戦いの中でタオの扱いを覚えていく佐切たち。タオにも陰陽五行思想になぞらえた相性があることもわかり、天仙を倒すためには共闘することが要になってきそう。しかし、容赦なく仲間の命は消えていく。

杠と仙汰の関係性が素敵だった。画家になりたかった夢を捨て、しきたりに従って山田家の門下へ入った仙汰。処刑で人を殺すのが大嫌いで心を閉ざしてきた彼と、自由に生きる杠の出会い。「自分に嘘をつき続けてきた僕には 他人にしか嘘をつかない彼女の姿が…自由でまぶしくて…胸がつまる程 羨ましいんだ」という言葉に胸が苦しくなった。

彼に腕を貸して「役目とか侍の矜持とかそういうのもういらない もう楽にしていい」と声をかけた杠のやさしさ。画眉丸も佐切も仙汰も、もしかしたら天仙ですらも役目から解き放たれることがドラマとしての大きなテーマになってくるのかもしれない。

士遠先生の活躍も見所!死んだ典坐への思いを胸に死を覚悟してムーダンへ挑む姿がカッコよすぎる!「こんな所で死ぬ気はない だが死なねば進めぬなら死んでも構わんっ」という覚悟!「あの時逃げる事しかできなかった自分自身を許しはしない」という言葉も痺れるね。

士遠の気迫が伝わってくるような作画も素晴らしかった。こういう感情やドラマをアクションで魅せるのが上手いなと読んでいて感じる。

  • オススメしたい他作品

・ゴールデンカムイ

主人公は日露戦争帰りの元軍人の「不死身の杉元」。彼は一攫千金を夢見て、北海道へ砂金摂りの出稼ぎにやって来ていた。 ある日、彼はひょんなことから埋蔵金の話を聞きつける。元はアイヌのものであった財宝を、「のっぺらぼう」と呼ばれる男が奪いどこかへ隠したというのだ。のっぺらぼうはあえなく捕まってしまうが、決して埋蔵金のありかを喋らず、外部の仲間に向けて密かにメッセージを送りました。その方法はなんと、囚人の体に刺青で暗号を彫り彼らを脱獄させるというもの。

偶然にも刺青の脱獄囚と出会った杉元は、埋蔵金の話が本当であることを確信した。その後、アイヌ人の少女、アシリパに協力してもらうことになり、凸凹コンビが結成。

しかし、他にも埋蔵金を狙う者たちがいた。上層部に隠れて動く陸軍第七師団の鶴見一味や、のっぺらぼうに扇動された脱獄囚たち…。

サバイバル×ギャグ×アイヌグルメの絶妙なバランス、個性的すぎるキャラクター達も魅力的な作品!

・バトル・ロワイアル

<完結済>1クラスが修学旅行に行くことに。その先で政府のプログラムにより孤島に拉致され、殺し合いをさせられることになる。
生き残れるのはの勝者のただ一人のみ。

内容に関しては、名作ですの一言です。生徒一人一人の心情をとても丁寧に描かれています。
登場人物一人一人のエピソードに自分を投影して共感することができる。

極限状態において、少年少女はどういった行動をするだろうか、それを格子骨を立てたしっかりとしたリアリティ有る作品。
※残酷な描写多数

 
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