- あらすじ
復讐に燃えるファプタとそれを止めようとするレグ。
さらにベラフに囚われていたナナチも目を覚まし・・・様々な思惑が入り混じる「成れ果て村」編、遂に完結。
大人気ファンタジー、待望の10巻!!
- おすすめポイント
・「成れ果て村編」終了!本当の自分の道を、価値を、自分の足で歩く、そのスタートラインに立てた、大いなる、成長の章。この後、リコ達はどうなるのか全く予想がつかない!
成れ果て村編完結。重くて暗くてキツイ話だった。
成れ果て村の結末はある意味仕方が無いが、想いはファプタに繋がった。いやリコ達にも託された。
自分の価値を見出したファプタは仲間になってくれるのだろうか。ファプタは復讐の目からキレイな目に変わって良かったね。ナナチも復活。ホッとする。
「出会ったものを大事にしたい」というリコの役目。
ここまで来て何者にも変化しないで普通でいられるリコが一番普通で無いのかも。
また新たな旅路の始まり。しかし、無事にいくとは思えない。さらに深層に進むのだろうが、次はどんな展開になるのかワクワクする。
- オススメしたい他作品
ちょっとの喜びあり、ちょっとのスリルあり、悲しみがあり、別れがあり、幸せがある。
6巻という短い物語でありながら、最終巻までを通して物事の価値観や人生を振り返るような作品。
あらすじ
文明が崩壊した終末世界。ふたりぼっちになってしまったチトとユーリは、愛車のケッテンクラートに乗って広大な廃墟をあてもなくさまよう。
日々の食事と燃料を求めて移動を続ける、夢も希望もない毎日。だけどそんな「日常」も、ふたり一緒だとどこか楽しそう。一杯のスープを大事に飲んだり、まだ使える機械をいじってみたり……何もない世界だからこそ感じる想いや体験に出会える、ほのぼのディストピア・ストーリー。
何者かによって“球”がこの地上に投げ入れられた。その球体は、情報を収集するために機能し、姿をあらゆるものに変化させられる。
死さえも超越するその謎の存在はある日、少年と出会い、そして別れる。光、匂い、音、暖かさ、痛み、喜び、哀しみ……刺激に満ちたこの世界を彷徨う永遠の旅が始まった。
これは自分を獲得していく物語。