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乙嫁語り 6巻 あらすじとオススメしたい他作品

著者:森 薫

  • あらすじ

英国人スミスと案内人アリが、アンカラへの旅を続ける頃、アミルの兄・アゼルは苦悩していた。

生き残るために、カルルクの村を略奪すると決めた親族たち。

その背後には、つぶし合いを狙うロシアの思惑が見え隠れする。

一族への忠誠心と、妹アミルへの愛情、ふたつの板挟みのなかで、アゼルが決めた「正しい選択」とは……? 

前巻までのラブ・コメディーから一転、全編に渡ってアクション描写が冴え渡る、戦闘群像の『乙嫁語り』第6巻!

  • おすすめポイント

・覚悟をもって生きる人達の厳しさと美しさが描かれています。それぞれの心情が丁寧に描かれており、感嘆しました。スリリングな戦いもバランスよく描写されており、読みやすく、格好良かったです。
アミルの兄アゼルがやたらかっこいい巻。

嫁に出した娘が亡くなったため嫁ぎ先に融通してもらっていた牧草地から撤収させられたハルガル家。

アミルの父でもある族長は他族にそそのかされ、アミルを奪還するために街ごと襲撃略奪しようとする。

嫁ぎ先と実家の争いに巻き込まれて苦悩するアミルも一本筋の通った女性で、この兄妹どこまでもかっこいい。

大人物に囲まれてカルルクもこのまま真っすぐ大物に成長していってほしい。

族長に絶対服従の規範の中、命を懸けて義を行くアゼルが輝いている。

そしてキーマンは大山羊に乗った岩山の女王、お祖母様。

アミルの実家、族長の親父がなんだか怪しい部族と組んで攻めて来た。

侵略や戦が、日常の中の非日常くらいたまにある事のように、当たり前に備えていて戦える腹づもりなのが凄い。

侵攻も一筋縄ではいかないようで…。アミルの兄アゼルは正しい。そして強い。アミルも強い。それからばーちゃんはいつもかっこよ過ぎ。

一波乱のあとはどうなるんだろう。村のその後とアゼルの今後が気になるー。

  • おすすめしたい他作品
フィンランドのサーミ人男性のもとに嫁いだドイツの女性軍人のほのぼの北欧狩猟ライフ。
狩猟、採取、加工、料理そしてアラサー同士のむず痒い恋愛と、他の作品にはないような要素がたくさんで面白いのでオススメです。
また、画力・知識・キャラクターがマッチした作品のテイストを兼ね備えたとても読みやすい作風なのもポイントです。
あらすじ

極寒の地を治める伯爵リツハルド。男前の元女性軍人ジークリンデ。彼女の鋭い眼差しに心奪われたリツハルドは、思わず告げる。

「あっあの、自分と結婚してください!!」

一目惚れからはじまる、一年間のお試し婚。ソリを駆ってトナカイを狩り、解体&仕分け&熟成。ベリーを摘み、保存食や蝋燭、伝統工芸品を作る合間に、凍結湖で魚釣り。熟成肉の香草焼きに、トロけるチーズとパリパリソーセージ、木の実いっぱいのパンとほかほかサーモンシチュー。

自給自足の狩猟民族的スローライフを通して、奥手な2人は無事、正式な夫婦になれるのか!?

・テンジュの国
<完結済>心優しい少年と不思議な花嫁が織りなす、チベットの日常が満載の、ほのぼの物語。
あらすじ
十八世紀、チベット。山間のとある村に住む13歳の医者見習いの少年、カン・シバ。ある日、帰宅すると、家には嫁ぎ先に向かう花嫁とその一行が滞在していた。
花嫁の名前は、モシ・ラティ。彼女は、異国からはるばるやってきたカン・シバの花嫁だった…!
 
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