「繋がることの大切さ」孤独は大敵、特効薬は人とのつながりなのだと、よくわかりました。ヨワイ先生みたいな精神科医に出会いたいものですね。 「やめられないのは本人の意志の問題ではない」 会社などの噂話などでもよく聞くアルコール依存症。私の父もア…

パーソナリティー障害についての治療が描かれています。今までの内容と同様に非常に誠実な内容。弱井先生の言葉が心にしみます。 境界性パーソナリティ障害。 周りの人間は基本的に「家来か敵か」しかない。小さなきっかけで大好きは大嫌いに転換してしまう…

"精神科医は患者にとっての灯台"弱井先生の一言に患者も読者も癒される今作 実際に相馬市で精神医療に携わっている蟻塚先生や須藤先生が登場し、弱井先生と意見を交わしている今作。 アウトリーチ事業は精神医療を身近にするとても画期的な取り組みだなと感…

「いい子」を演じることに慣れた人に読んで欲しい。患者と看護師に感情移入する今作。 今作は看護師の友達が接触障害だったお話です。 自分が弱い・弱ってるって周りに伝えるのはとても難しいし恐い。それを「いい子」だからという理由で閉じ込めてしまう。 …

自分のことを知るのが一番難しい、それがわかる今作 今作では、精神科医である主人公のフォローというよりは患者自身や患者の家族が病気と葛藤する描写が多かったように思います。 見える怪我や風邪と違い絆創膏や手術で簡単に治るものでは無いんだなと、精…

「周りと自分は違っている気がする」こんな"悩み"を持っている方に読んで欲しい。 私自身、メンタルクリニック2箇所に通った経験があり。心療内科（ストレスなどで身体の不調があり方）と精神科（心の症状を診る）の違いを知らなかった私が、本作を読みまし…